「通信制高校って大丈夫?」保護者からよくある質問10選|専門家が徹底解説
お子さんが「通信制高校に行きたい」と言い出したとき、多くの保護者の方が感じるのが
「本当に大丈夫なの?」という不安ではないでしょうか。
全日制高校が"当たり前"とされてきた時代を生きてきた親世代にとって、通信制高校はまだまだ未知の存在です。
しかし現在、通信制高校の在籍者数は全国で約26万人(2023年度文部科学省調査)を超え、年々増加傾向にあります。
不登校・発達障害・スポーツ・芸能活動など、多様な背景を持つ生徒が通う場として、社会的な認知度も急速に高まっています。
この記事では、保護者の方から実際によく寄せられる質問10選を厳選し、通信制高校全般の現状に加え、Hearth Academy高等学院での取組みについて、一つひとつ丁寧にお答えします。
ぜひ最後までお読みいただき、お子さんの進路選択の参考にしてください。
そもそも通信制高校とは?基本をおさらい
通信制高校とは、通信教育を主な学習手段とする高等学校です。
毎日登校する「全日制」や夜間に通う「定時制」と並ぶ、正式な高校の一形態です。
卒業すれば全日制・定時制と同じ「高校卒業資格」が取得できます。
学習の基本スタイルは以下の3つです。
- 📄 レポート:自宅で課題を解き提出する
- 📝 スクーリング:指定された日時に登校して授業を受ける
- ✅ テスト:学期末などに登校して受験する
最近はオンライン学習やIT活用が進み、スマートフォンやタブレットで学習を完結できる学校も増えています。
保護者からよくある質問10選
Q1. 通信制高校を卒業しても「高卒」になりますか?
はい、なります。
通信制高校の卒業資格は、全日制高校の卒業資格とまったく同等です。
履歴書には「○○高等学校 卒業」と記載でき、高卒を条件とする就職・進学にも対応できます。
「通信制だから資格が劣る」ということは一切ありません。
Q2. ちゃんと大学に進学できますか?
できます。
通信制高校の卒業生も、大学・短大・専門学校への進学が可能です。
大学入学共通テストの受験資格も得られます。
近年は進学サポートに力を入れた通信制高校も多く、難関大学への合格実績を持つ学校も増えています。
ただし、学習の自主性が求められるため、志望校に応じた計画的な勉強が必要です。
Hearth Academy高等学院では、長年の塾運営のバックボーンがあり、生徒一人ひとりの意欲や状況に応じた学習計画を提供の上、指導することが可能です。
Q3. 大学や専門学校への進学は考えていないのですが、その場合の支援はありますか?
高校卒業後の進路は、大学や専門学校だけではありません。福祉サービスの利用や就労という形で、自分らしい生活を築いていく道も、本校では大切な選択肢のひとつです。
本校は医療・福祉機関との完全連携を掲げており、在学中から支援機関とのつながりを丁寧に構築していきます。卒業後に福祉サービスを利用しながら働く場合でも、就労移行支援や定着支援をスムーズに受けられるよう、在学中から関係機関とのコーディネーションを行います。また、実際の職場環境に慣れるためのインターン体験を積極的に取り入れ、「働く」ことへの現実的なイメージと自信を少しずつ育てていきます。
私たちが目指しているのは、卒業という「ゴール」ではなく、その先の長い人生です。自己決定を支え、日常生活スキルや対人関係スキルを高め、生徒一人ひとりが地域の中で安定して暮らしていける力を育むこと——それが本校の根幹にある願いです。
高校生活という限られた時間だからこそ、できることのすべてを惜しみなく注いでいきます。
Q4. 就職のときに不利になりませんか?
以前と比べ、通信制高校への社会的理解は大幅に進んでいます。
企業の採用担当者も通信制高校の実態を知る機会が増え、
「通信制だから不採用」という露骨な差別はほぼなくなってきています。
重要なのは卒業後の実績・スキル・人柄です。
むしろ、通信制で自己管理能力を培った経験は、面接でのアピールポイントになることもあります。
Q5. 勉強についていけるか心配です
わからないところを繰り返し学習したり、得意科目を先取りしたりすることも可能です。
また、多くの学校では学習サポートスタッフやオンライン質問対応を整備しており、
「わからないまま放置される」環境にはなっていません。
本校では、個別学習を基本とし、長年の学習指導経験に加え、医学的心理学的見地からも、一人ひとりの特性に応じた学習計画を進めています。読み書き、数字、英語の得意・苦手、集中力のタイプ、聞くことが得意か、見ることが得意か、どの順番でどのくらいの量かなど、それぞれが力を発揮しやすい方法を個別に提案します。
Q6. 不登校の子でも通えますか?
通えます。むしろ通信制高校は不登校経験者に最も選ばれている進路の一つです。
週1〜5日など、自分のペースで登校日数を選べる学校も多く、
スクーリングの頻度も学校によって異なります。
中には年数回のスクーリングだけで卒業できる学校もあります。
心理カウンセラーやメンタルサポート専門スタッフを配置している学校も増えています。
本校は、言うまでもなく公認心理師・臨床心理士の資格を持つ校長を筆頭に、援助職経験を持つスタッフが揃い、教育面のみならず、気持ちや生活のサポートを大切にしています。
Q7. 友達はできますか?孤独にならないか不安です
友達ができるかどうかは、学校の環境や本人の積極性にもよりますが、
通信制高校でもスクーリング・文化祭・部活動・オンライン交流などを通じた交友関係は十分生まれます。
特にキャンパス型の通信制高校では毎日登校する生徒も多く、
全日制と変わらないリアルな学校生活を送っているケースも珍しくありません。
「ひとりで黙々と勉強するだけ」というイメージは古くなっています。
Q8. 卒業率・中退率はどうですか?
通信制高校の卒業率は学校によって大きく差があります。
手厚いサポート体制を持つ学校では90%以上の卒業率を誇る一方、
サポートが薄い学校では中退者が出やすい傾向もあります。
学校選びの際は、オープンキャンパスや個別相談で卒業率・サポート体制・担任制の有無などを
必ず確認することをおすすめします。
Q9. 発達障害・メンタルヘルスへの対応はありますか?
通信制高校の中には、発達障害(ASD・ADHD・LD等)へのサポートを売りにしている学校が多数存在します。
個別支援計画の作成・少人数クラス・専任カウンセラーの配置など、全日制高校では受けにくかったきめ細やかな支援が整っています。
学校選びの際は「特別支援教育の実績・体制」を重点的に確認することをおすすめします。
Hearth Academy高等学院は、発達障害・発達特性・その他精神的身体的な専門的サポートに特化した教育機関です。
今の困りごと、昔からの悩み、違和感、今後への不安など、ぜひお聞かせください。
Q10. 親としてどんなサポートをすればいいですか?
通信制高校は自主性が求められる分、家庭でのサポートを求められる場合も多く存在します。
- ✅ 学習スケジュールを一緒に立てる・確認する
- ✅ レポートの提出期限を把握してリマインドする
- ✅ スクーリングや行事への参加を積極的に後押しする
- ✅ 子どもの「やりたいこと」に関心を持ち、進路の話し合いを継続する
- ✅ 学校の担任・スタッフと定期的に連絡を取る
これらの負担を保護者が担うことはとても大変なことです。学校が生徒に細やかに連絡を取るのか、どういったサポートができる体制であるのか、事前にしっかり確認することをおすすめします。
Hearth Academy高等学院では、上述したように高校卒業後の自立した生活を目指しており、高校生活も、「保護者と乗り越える」といった形ではなく、「本人の力で勝ち取る」ことを大切にしています。高校時代は、日々の生活が本人と保護者の2者間で完結するのではなく、本人が社会と関わりながら自分で決めて進んでいくことが大事な時期であり、この社会の部分を本校が担い、生徒が自分の力で進む心地よさを実感しながら成長していくかかわりを行ってまいります。本校においては、保護者の皆様は、ぜひお子様が「何を言い出すのか」「何をするのか」を楽しんでほしいと考えています。
通信制高校を選ぶときの3つのチェックポイント
「通信制高校に通わせてみようかな」と思ったとき、学校選びで後悔しないために、
以下の3点を必ず確認してください。
① サポート体制の充実度
担任制の有無・スクーリングの頻度・カウンセラーの配置状況など、
困ったときに相談できる体制が整っているかを確認しましょう。
「入学後に放置される」学校はNG。学校見学や体験授業への参加が有効です。
② 卒業後の進路実績
大学進学を考えているなら進学実績、就職を考えているなら就職支援の内容を
具体的に聞いてみましょう。
「実績ゼロ」や「答えをはぐらかす」学校は要注意です。
③ 学習スタイルがお子さんに合っているか
オンライン中心・登校型・ハイブリッド型など、学校によって学習スタイルは大きく異なります。
お子さんの性格・得意不得意・将来の目標と照らし合わせ、
「この学校なら自分らしく過ごせる」と思える場所を一緒に探してあげてください。
まとめ:通信制高校は「他の選択肢にいけなかった結果」ではなく「積極的な選択肢のひとつ」
通信制高校はかつて「問題のある子が行く学校」というイメージを持たれていた時代もありました。
しかし現在は、自分のペースで学び、得意なことを伸ばし、多様な進路を切り開く場として完全に市民権を得ています。
大切なのは「全日制か通信制か」という形式ではなく、
「お子さんが3年間、前向きに学び成長できる環境かどうか」「卒業後の長い人生を歩む力を身に付けられるか」です。
この記事を読んで少しでも不安が和らいだなら幸いです。
通信制高校についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ資料請求や学校見学を活用し、
お子さんと一緒に最善の選択をしてあげてください。

